ライフスタイル医学コーチ養成講座（一般向け）

ライフスタイル医学コーチ養成講座

科学的根拠に基づいた健康指導の専門家を育成する認定プログラム

はじめに

健康への関心が高まる現代において、確かな知識と実践的なスキルを身につけることで、ご自身とご家族、そして周りの方々の健康をサポートする専門家になることができます。ハーバード大学医学部の研究に基づいたライフスタイル医学は、薬に頼らない根本的な健康改善を目指すアプローチです。

このような方におすすめです

ご自身や家族の健康管理に科学的な知識を活かしたい方
ダイエットの悩みを根本的に解決したい方
生活習慣病の予防・改善に取り組みたい方
健康に関する正しい情報を見極める力を身につけたい方
健康指導の専門資格を取得してキャリアアップを図りたい方
地域の健康づくりに貢献したい方

プログラムの特徴

1. 科学的根拠に基づく学習

ハーバード大学医学部の栄養学講座の内容をベースに、日本人向けに改良し、最新の医学研究に基づいた確実な知識を習得できます。

2. 実践的なコーチングスキル

単なる知識の習得だけでなく、実際に人をサポートするためのコミュニケーション技術も学びます。

3. 公式認定資格の取得

修了後は「ライフスタイル医学コーチ®」の認定資格を取得し、専門家としての信頼性を得られます。

4. 継続的なサポート体制

資格取得後も定期的な研修やコミュニティを通じて、最新情報の習得と実践をサポートします。

プログラム内容（全8モジュール）

生活習慣病の予防・改善に必要な知識と実践法を総合的に学習します。

Module 1: 行動がもたらす疾患の原因とライフスタイルへの影響

ライフスタイル医学の6つの柱について説明できるようになる。
ライフスタイル医学の6つの柱をどれだけ実践できているか自己評価する。
生活習慣の改善により慢性疾患のリスクを軽減するための研究に基づく推奨事項を特定する。
健康的な生活習慣を身につけるための個人的な動機を特定する。

Module 2: 大切な人のための「コーチング」

行動変容に関する一般的な理論を説明する。
動機づけ面接の原則をモデル化する。
会話におけるコーチ的アプローチと専門家的アプローチの違いを理解する。
5段階のコラボレーションサイクルを現実のシナリオに適用する。

Module 3: 健康を最適化する食生活

さまざまな食事の健康的な要素を説明できるようになる。
特定の食品が健康的な選択である理由、またはそうでない理由を説明できるようになる。
最適な健康状態を維持するために必要な主要栄養素の推奨される分量を特定できるようになる。
健康的なライフスタイルにおける水分補給の役割について理解する。
健全な研究に基づいて、健康的なライフスタイルに関する決定を行なえるようになる。

Module 4: 健康的な食事習慣を身につけるための人々への力づけ

「健康的な食事プレート」の基礎となっている3種類の研究調査を特定し、この情報を知ることの重要性を理解する。
「健康的な食事プレート」の6つの構成要素をそれぞれ説明できるようになる。
「健康的な食事プレート」の各構成要素に最適な食品/飲料を挙げる。
健康的な体重維持における地中海式ダイエットの重要性を論じる。
新しい知識を活かして、何を食べるかについて、よりよく考えた上で決定できるようになる。

Module 5: 食事・生活スタイルと病気のかかわり

慢性疾患につながる可能性のあるライフスタイルを特定する。
ライフスタイル医学の6つの柱が、心臓血管疾患、高血圧、糖尿病を患う人々の健康状態を改善する方法を説明する。
食事の要素(ナトリウム、トランス脂肪、飽和脂肪、砂糖)と慢性疾患の関連性について論じる。
食事に含まれるナトリウム、トランス脂肪、飽和脂肪、砂糖の摂取源を特定する。
人々が食事やライフスタイルにおいてより健康的な選択ができるように支援する戦略を理解する。
慢性疾患の原因となる可能性のある生活習慣(または友人や家族のライフスタイル)におけるリスク要因を最小限に抑える方法を考えられるようになる。

Module 6: 人生のあらゆる世代やステージにおける健康的な食事と生活

子供と青少年の栄養ニーズについて説明できるようになる。
子供や青少年にさまざまな健康的な食品を摂取するよう促す方法を理解する。
経済的に厳しい状況下での健康的な食事のとり方を理解する。
アスリートとして成功するための栄養補給方法を理解する。
妊娠、授乳、更年期を支えるために必要な栄養要求について話し合う。
高齢者の栄養摂取に影響を与える可能性のある課題について話し合う。
体重の減少と維持のためのエビデンスに基づくアプローチを説明する。
このモジュールで取り上げた健康的なライフスタイルのための戦略を、自身の生活に適用する。

Module 7: 個人のレベルでの栄養学のコンセプトの応用

非批判的でオープンエンドな質問を用いて、その人の食生活パターンを評価する。
その人が現在どの段階にいるのかを特定し、健康的な食生活の選択ができるよう、どのように力を与えるかを話し合う。
意識的に食事を摂ることの力と重要性を理解する。
健康的な食事における満腹感の役割について理解する。
健康的な食事を魅力的で、楽しく、興味深いものにする方法を考える。

Module 8: 栄養およびライフスタイルのニーズを評価と計画

運動が食生活に及ぼす影響について理解する。
睡眠と栄養の関係について説明できるようになる。
ストレスと栄養の関係について理解する。
社会的なつながりが食生活に及ぼす影響について考える。
健康的なライフスタイルに及ぼすアルコール摂取の影響について理解する。
このコースで学んだことを踏まえ、自分自身や他者の生活を改善するために何ができるのかを考える。

期待できる成果

科学的根拠に基づいた健康管理の実践
ご家族の健康サポートにおける専門知識の活用
持続可能なダイエット・健康習慣の確立
健康情報の正確な判断力の向上
地域での健康指導活動への参加機会
健康コーチングによる収入機会の創出

講師紹介

舘敬悦（たてけいえつ）

ライフスタイル医学コーチ／非営利型一般社団法人ライフスタイル医学コーチング協会代表

慶應義塾大学卒業
英国立ウォーリック大学大学院卒業
ハーバード大学医学部栄養学講座修了

国際教育分野での30年の経験を活かし、ライフスタイル医学の普及に取り組んでいます。科学的根拠に基づいた持続可能な健康改善方法を、分かりやすく実践的にお伝えします。

健康な未来への第一歩を踏み出しませんか

確かな知識と実践的なスキルを身につけて、ご自身と大切な方々の健康をサポートする専門家への道を歩み始めてください。

お問い合わせ先

非営利型一般社団法人ライフスタイル医学コーチング協会

〒664-0006 兵庫県伊丹市鴻池6-7-17

Email: contact@lifestyle-medicine.heart-coaching.org

※本プログラムは医療行為ではありません。持病がある方は主治医にご相談の上、ご参加ください。